湯立ての神事

 夕刻、拝殿の前庭に祭壇が設けられ、そこから拝殿に向かって12個の釜が並べられます。
 午後7時、釜の下の薪に火がつけられ、静寂の中で神職が祝詞を奏上します。
 続いて、神職は湯立ての御幣をとって釜の湯をかきまぜたあと、柄杓を手に持ち御神歌を唱えながら、釜の上に引き渡された白布に湯をかけて湯こしを行います。
 その後、束ねた笹を湯につけて、その笹で参拝者などのお祓いが行われ、宵宮の祭典が始まります。
 この湯立て神事は、無病息災・五穀豊穣を祈ると共に、その年の吉凶を占う神事とも伝えられています。


湯立ての神事